彼岸花

2020年09月27日

少し肌寒いくらいに涼しくなりましたね。境内に彼岸花が咲いていますが、お寺の近くにある田んぼの土手にはもっと沢山咲いています。

彼岸花は別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」と呼ばれお彼岸の時期に綺麗に咲く身近な花ですが、茎や根に毒が有るようで口から体に取り込んでしまうと吐き気や腹痛を起こすようです。注意しなくてはなりませんね。一方で、薬としての効能もあるようです。私も足の打ち身があるときに知り合いのお寺さんにこの様な話を聞きました。彼岸花の球根をすりおろして練ったのを足に湿布すると効くからやってみなさいとのことです。私は毒も有るとのことで躊躇してしまい実際に行っておりませんが興味深いお話です。また、花言葉は、情熱・独立・再開・あきらめ・悲しい思い出・旅情とのことですが、彼岸花の雰囲気通りの花言葉ですね。

お彼岸のお墓参りの時期に咲くお花は極楽浄土から見守る懐かしいご先祖様を感じさせます。

合掌